物語

動乱の日々は去り、春。 二千年の都、天京に再び桃の花が咲き誇る。

ただ一人残された帝位承継者、宮国朱璃。 義兄のため玉座についた皇帝、鴇田奏海。 人を愛し大御神に祈り続ける巫女、椎葉古杜音。 緋色の刃に命と誇りを懸ける武人、稲生滸。 理想を追い求める軍人、エルザ・ヴァレンタイン。 そして、心許せる多くの仲間たち。 ひとりひとりが選んだ未来で、皇国は光に満ちた道を歩き始める。

鴇田宗仁と共に戦場を駆けた少女たちは、桃花染の空の下で何を思うのか。 胸に秘められた煌々たる輝きが、今ここに。

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