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芹沢:はーい、皆さんこんにちは! 汐美学園お昼休みの校内放送、ランチタイムアベニューの時間が今日もやって参りました。
芹沢:お相手は私、いつもの芹沢水結です! さて本日のゲストは、最近話題の図書部で、裏から実権を握っていると噂の桜庭玉藻さんです!
桜庭:なんだその紹介は? 私がまるで悪者みたいじゃないか。
芹沢:そんな事ないですよっ! むしろ図書部がきちんと回っているのは桜庭さんの実力があるからなんじゃないか、と評判なんです。
桜庭:む……そ、そうなのか? 私はやるべきことをやっているだけなんだが。
芹沢:またまたご謙遜を。では早速リスナーの皆様から届いた質問に行ってみましょう!
桜庭:リスナーからの質問!?
桜庭:初めて聞いたぞ。……それで、どんな質問が来ているんだ?
芹沢:ええと、まずは無難なところから。桜庭さんって図書部ではどんなことをしているんですか?
桜庭:部長の白崎と相談しつつ、依頼を受けるか受けないかの判断をして、返事をしているな。
桜庭:あとは、誰がその依頼を担当するかの割り振りもやっている。
桜庭:もちろん、私自身も依頼を担当することはあるぞ。
芹沢:おー、やっぱり図書部を実務面から支えているのは桜庭さんという実態が見えてきましたね!
桜庭:そんなんじゃないと言ってるだろう。図書部掲示板のチェックとスパム投稿の掃除のような、誰でもできる雑用も多い。
芹沢:ふむふむ。雑用もすすんで引き受けるあたりもさすがです!

桜庭:ちょっと持ち上げすぎじゃないか?
芹沢:いえいえそんなことありませんよ。では次の質問です。桜庭さんが考える「異性の萌えポイント」を教えて下さい!
桜庭:萌えポイントか。あまり考えたことはないが……。そうだな、誠実で不言実行だったりすると格好良いと思う。
芹沢:おお、硬派ですねー。外見については?
桜庭:清潔であることだな。あとは背筋が伸びていて姿勢がいいのもポイントが高いぞ。
芹沢:な、なんか萌えポイントとは違う気もしますが……まあ、いいでしょう! では最後に、自分を食べ物に例えると何だと思いますか?
桜庭:難しい質問だな。普通の人は、自分を食べ物に例えてみたことなどないだろう。
芹沢:私はありますよ?
桜庭:ほう。では芹沢は自分を食べ物に例えると何だと思ってるんだ?
芹沢:タイカレーです。甘さと辛さが同居したあたりを狙っているので、よろしくお願いします☆
桜庭:ふう。考えてみれば、芹沢は声優として活躍してるんだから普通の人とは言えなかったな。
芹沢:じゃあ、今アドリブで考えてみて頂けませんか♪
桜庭:そうだな……うーん「冷や奴」といったところか。
芹沢:そのココロは?
桜庭:きりっと冷えて角の立った豆腐に、ぴりっと生姜が効いて、鰹節と醤油の風味が……何というか、こう、しゅっとしているだろう?
芹沢:(この曖昧で伝わらない表現、危険だ……)はいっ、本日もお別れの時間となりました! また次回お会いしましょう♪

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